首位町田はドロー、広島が怒涛の6連勝で勝ち点差「2」に接近! 札幌は今季初の連勝/J1第28節
2024明治安田J1リーグ第28節の9試合が24日と25日に行われた。 サンフレッチェ広島が怒涛のリーグ戦6連勝。柏レイソルをホームに迎えた一戦、38分にカウンターから中野就斗が豪快な一撃を叩き込むと、65分には松本泰志がオウンゴールを誘ってリードを広げる。終盤に退場者を出した柏を寄せ付けず、広島は1994年1stステージの開幕6連勝以来、30年ぶりにクラブ記録と並んだ。 首位FC町田ゼルビアは敵地でアルビレックス新潟とスコアレスドロー。町田と広島の勝ち点差は「2」に縮まった。 ガンバ大阪はアビスパ福岡に2度追いついたが、勝ち越しの1点が奪えずに4試合連続ドローとなった。鹿島アントラーズは東京ヴェルディに2点リードを許すと、終盤にPKで1点を返したものの、反撃は及ばずアウェイ4連敗で停滞。一方、ヴィッセル神戸は武藤嘉紀が2アシストの活躍でサガン鳥栖を下し、3位に浮上した。 横浜F・マリノスは『国立競技場』でセレッソ大阪と対戦。スコアレスで迎えた49分にアンデルソン・ロペスのPK成功で試合の均衡を破ると、73分に加藤蓮のJ1リーグ初得点でリードを広げる。83分にA・ロペスがこの試合2点目を挙げると、後半アディショナルタイム5分に天野純がトドメの4点目を奪い、横浜FMが4-0で快勝した。A・ロペスは今季得点数を「17」に伸ばし、C大阪のレオ・セアラと得点ランキング首位タイで並んだ。 最下位に沈む北海道コンサドーレ札幌は、敵地で18位ジュビロ磐田と対戦。9分に近藤友喜が幸先よく先制点を挙げると、89分に青木亮太が貴重な追加点。2-0で勝利した札幌が、今季初の連勝で残留圏との勝ち点差を「7」に縮めた。 京都サンガF.C.はFC東京に3-0で快勝した。平戸太貴のコーナーキックから2分にラファエル・エリアスが先制点をマーク。36分にはまたしても平戸のCKから、今度は原大智が合わせてリードを広げる。そして50分、平戸がカウンターの流れからダメ押しの3点目を奪った。京都は直近8試合で3度目の連勝。FC東京は5試合未勝利となった。 名古屋グランパスは7分に三國ケネディエブスが挙げた1点を守り抜き、敵地で湘南ベルマーレを撃破。名古屋は約3カ月ぶりにアウェイ戦で勝利した。 浦和レッズvs川崎フロンターレは、浦和が1点リードで迎えたハーフタイムに雷雨の影響で試合中止に。代替開催日などは追って発表される。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。