組み合わせ抽選 富岡西、初戦は東邦と 第4日第3試合 /徳島
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、春夏通じて甲子園初出場の富岡西は、大会第4日第3試合(26日午後2時開始予定)で、2年連続30回目出場の東邦(愛知)と対戦することが決まった。【岩本桜】 抽選会は午前9時から始まり、小川浩監督や佐野純也部長、坂本賢哉主将(2年)が参加。抽選札を引いた坂本主将は「富岡西高校、23番です」と大きな声で読み上げた。 富岡西が入ったブロックには、夏春連続出場の山梨学院(山梨)や八戸学院光星(青森)、昨秋の京都府大会で優勝した福知山成美(京都)や中国大会で優勝した広陵(広島)など強豪がそろった。富岡西は東邦に勝つと、広陵と八戸学院光星の勝者と対戦する。 初戦の対戦相手が決まり、選手たちの士気も高まっていた。エースの浮橋幸太投手(2年)は「東邦は1番から9番打者まで気が抜けない。相手の強力打線をどう攻略するか考えて当日に備えたい」と気を引き締め、粟田翔瑛選手(2年)は「自分たちの力がどれだけ通用するか楽しみです」と意気込んだ。 富岡西は16、17日にJAアグリあなんスタジアム(阿南市)で練習試合を行い、19日の甲子園練習に向けて18日に出発する予定。 ◇春夏通算47回目 愛知・東邦 1923年開校で野球部は30年に創部された。甲子園は今回で春夏通算47回目の出場となる。春は34年に初出場で優勝を飾り、39年、41年、89年にも全国制覇を果たした。夏は77年に準優勝している。 チーム打率は3割8分6厘と今回の出場校の中で最も高い。1年生の時からレギュラーとして活躍している石川昂弥、熊田任洋の2人が攻守の要を担う。OBに中日の藤嶋健人投手、俳優の奥田瑛二さんら。