ジェイク・ポールに3人の大物たちが名乗り!ジェイクが選んだ相手とは…
16日、元プロボクシング世界ヘビー級王者マイク・タイソン(58)に判定完勝したジェイク・ポール(27)に、ボクシング、格闘技界の大物が続々名乗りを挙げている。 一人はタイソンを師と仰ぐ元UFCヘビー級王者フランシス・ガヌー。更にプロボクシング現4団体統一ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ。そしてボクシングの”顔”の一人とも言える現WBA世界ライト級王者ジャーボンテイ・デービスだ。 ジェイクは「やってやるよ!」とただ一人に向かって対戦をレスポンスした。それは最も体重の軽いデービスに対してだった。 【フォト・動画】ガヌーが豪快パウンドで失神KO!べテルビエフの恐怖のオーバーハンドKOも ガヌーは元UFCヘビー級王者で、その剛腕でTKO勝利を連発し”人類最強”との呼び声も高かった。昨年10月には、プロボクシングデビュー戦でWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーと対決、ダウンを奪い判定まで持ち込むも2-1で惜敗した。 ガヌーはUFC時代からマイク・タイソンに打撃を教わり、フューリー戦前にはトレーナーとして就いてもらっていた間柄だ。 ガヌーはXに「次にこいつに会ったら、2、3発は引っぱたいてやる」と宣戦布告。以前ガヌーはジェイクとピリピリした様相で対談したことがあり「マイクはお前を倒すだろう、特別な存在なんだ」とタイソン有利と何度も繰り返していた。 これに対してジェイクは「売名行為は似合わないよ、レジェンドさん。やっぱりヘビー級としてはジョン・ジョーンズの方が上なのかもね」と、17日にUFCのメインで勝利したガヌーの潜在的ライバルの名前を挙げてみせた。 2人目のべテルビエフは、プロボクシング21勝無敗20KOの超剛腕。今年1月にはマイク・タイソンの19連続KO記録を超え、20連続KO勝利した。今年10月ディミトリー・ビボルとのライトヘビー級最強対決を初の判定決着ながら制している。 そのべテルビエフもSNSで「お前は現役の無敗のチャンピオン相手に、リングで何が出来るって言うんだ?いつだってオファーは受け付けているぜ」と、自分のような現役トップボクサーとは戦わないと、ジェイクを批判しつつ名乗り。 ジェイクはこれに「見てくれよ、世界トップ5のP4Pファイターが俺に喧嘩売ってきてる。ハハハハハッ!デビュー4年でこの業界を牛耳ってるんだぜ、俺は」と笑い飛ばす。 そして3人目のデービスは、スーパーフェザー級からスーパーライト級までの3階級制覇を達成、30勝無敗28KOの超人気ボクサーだ。 まずデービスはタイソンに敬意を表しインスタで「あなたは永遠に伝説です。この全ての下らないことは、何の意味もない」と今回の試合の結果はレジェンドを傷つけるものでないと表明。 更にジェイクに「お前はこれで完全にピエロだ。しかも仕事を全然終わらせてないじゃねえか、このクソ野郎。お前を捕まえたら、ボコボコにしてやるからな」とタイソンとKO決着ならなかったジェイクを猛罵倒。 するとジェイクは、会見でデービスの発言について聞かれると「やるのは全然アリだね。さあ、やろうぜ。本気で、めちゃくちゃ乗り気だよ。あれ、ボクシングに身長制限とかあるの?」と身長166cmのデービスを煽りつつ、大乗り気だ。 このジェイクの返答にはネットで「なぜ彼は同階級のボクサーと戦えないんだ」「ジャーボンテイなら1RでKOするよ」「誰かジェイクに、ジャーボンテイは脚本でなく本気だと伝えてくれ」と意見が並んだ。 ジェイク自身は次の対戦相手に、スーパーミドル級統一王者サウル”カネロ”アルバレスとの対戦や、コナー・マクレガーとのMMA対決を望んでいる。タイソン戦前にはUFC2階級王者アレックス・ペレイラの名も出していた。 アルバレスは「興味ない」と切り捨て、マクレガーは返答無し、ペレイラは「私がUFCから離れられないことを知っていて、彼はそう言っているんだろう」と冷静に答えている。 大物が続々と絡んでくるジェイクだが、次なる対戦相手は誰になるのか。