K-POPファン発案<「推し」の入隊期間を楽しく待ち活する方法>とは?「推しの力があれば苦手なことも頑張れる。今からその日が待ち遠しくてたまらない」
K-POPアイドルのファンが避けられないのが「兵役」です。兵役法第3条第1項にて「大韓民国の国民である男性は、兵役の義務を誠実に遂行しなければならない」と定められているため、“推し”の兵役が終わるのをひたすら待っているファンも大勢いることでしょう。ライター・間木まきさんもその一人。そこで今回、間木さんの著書『待ち活33』から<推しが戻ってくるまでにファンがやるべきこと>を一部紹介します。 【書影】待っているのにワクワク感が増幅!推しへの想いがさらに深まる一冊。間木まき『待ち活33 K-POP 推しが兵役から戻るまでにしたいこと』 * * * * * * * ◆これまでのコンサートの応援方法を見直す 推しが戻ってきた時、真っ先に行きたいのは、なんといってもコンサート。 本国(=韓国)でのコンサートやサノク(※1)の映像を見ていると、ぺン(※2)たちは曲ごとに決まった箇所で掛け声を入れています。 以前に行ったコンサートで、ちゃんと言えないうちに終わってしまった経験がある自分としては、次の機会までに、絶対にマスターしたいのです。 掛け声はグループによっても曲によっても違うけれど、比較的よく聞くのは、メンバーの名前(ニックネーム、または本名)を順番に連呼するバージョン。 メンバーの数が多いほど難易度は上がりますが、まずはこれを覚えなくては始まらないのです。 ただ、最近ではメンバーの入れ替えもあり、名前連呼の掛け声コールのないグループも増えてきているのだとか。
◆呪文のように唱え、掛け声を練習する 他にも、楽曲ごとに「TO(※3)」というコールがあったり、時にはアーティストの公式から発信される「前奏や間奏などの決められた箇所での掛け声」などもあるので、そこはチェック。 毎日、ブツブツと呪文のように唱え、過去のコンサート映像を再生して練習します。 入るタイミングを時々間違えてしまうけれど、だいぶできるようになりました。 なにより、掛け声を聴いている時の推しがすごく嬉しそうで、その可愛い笑顔に気絶しそうになるほど。 「絶対に生で見る!」という気持ちが高まってきますし、会場でみんなと一緒に叫ぶことで、より一体感を得られることが想像できます。
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