【NFL】練習中の激しいやり取りを問題視しないジェッツQBロジャースとWRウィルソン
クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースはニューヨーク・ジェッツのオフェンスの中で年長者だ。そのため、ロジャースは状況に応じてチームメイトに厳しく指摘する特権を持っている。
結局のところ、ロジャースには時間がない。ロジャースは40歳であり、ジェッツでの初年度の大半を棒に振ることにつながったアキレス腱(けん)のケガからの回復を目指しているところだ。切迫感は当然のように存在しており、その一例は、ロジャースが今週の練習中にワイドレシーバー(WR)ギャレット・ウィルソンと激しいやりとりをしたことで表面化している。
しかし、ロジャースによると、現地7月31日(水)におけるウィルソンとのやりとりはまったく問題ないという。
ロジャースは報道陣に対して「人生においても、フットボールフィールドにおいても、見かけと現実はしばしば異なっているものだと思う。俺たちがお互いに腹を立てているかどうかに関して、見えているものが必ずしも現実そのものとは限らない」と話している。
「俺たちはただ、自分たちのどちらにも関係がないかもしれない状況の詳細について熱心に話し合っているだけだ。つまり、G(ウィルソン)と俺は素晴らしい関係を築いている。フィールド外でも一緒に時間を過ごしている。フィールド上では、お互いに納得のいくやり方があるけど、それが思い通りにいかないと、時にはひどい会話をすることになる」
「俺はそういう会話が大好きだ。細かい部分や勝利のこと、彼が見ているものを理解するのが重要なんだ。彼は俺と同じ視点に立つ必要があるし、俺もそうする必要がある。彼にはスキルセットや能力、感覚、リズムとか、フィールド上で発揮しているさまざまな要素があって、俺はそれを完全に理解する必要があるからね」
「だから、それは良い会話なんだ。一見、実際よりもかなり白熱しているように見えるかもしれないけど、たいていは終わった後に笑顔を浮かべている。少なくともどちらか一方はね」