眞栄田郷敦“遥斗”が広瀬アリス“明日香”にかけたひと言に「心臓ギュッとなった」の声<366日>
広瀬アリス主演の月9ドラマ「366日」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FODにて配信) の第5話が5月6日に放送された。ついに遥斗(眞栄田郷敦)が意識を取り戻すが、記憶障がいが出ていることにがく然とする明日香(広瀬)。毎日のように病室を見舞って付き添う中、遥斗がある行動を起こし、その後に明日香にかけた言葉に反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】高校時代の明るい遥斗(眞栄田郷敦)と現在の対比が切ない ■名曲をモチーフにしたラブストーリー 本作は、沖縄出身のバンド・HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動き出した男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語が展開する。 音楽教室の事務受付をしている28歳の主人公・雪平明日香を広瀬、明日香が高校時代に思いを寄せていた水野遥斗を眞栄田郷敦が演じる。また、明日香と遥斗の同級生役で、小川智也を坂東龍汰、下田莉子を長濱ねる、吉幡和樹を綱啓永が務める。 ■遥斗が意識を取り戻すが… 転落事故から意識を取り戻した遥斗だが、軽度の右半身まひ、筋力低下、そして高次脳機能障がいで日常生活の動作がうまくできない失行症と記憶障がいが分かった。 遥斗はリハビリをし、明日香は遥斗がよく言っていた「前を向け」という言葉を胸に、病室に連日足を運び、世話をしたり、話しかけたりしていた。また、時折、遥斗の事故のきっかけとなった助けた少年・阿久津翔(中村羽叶)が一輪の花を持って病室にやって来ていることも分かった。 そんなある日、リハビリで少しずつよくなっていても夜中にベッドから立ち上がったときにバランスを崩して倒れたことや、記憶が戻らない苦しさもあって、遥斗が病院からいなくなってしまう。 ■遥斗がとっさに明日香に願ったことにキュン 遥斗を街で見かけた翔は病院へと走り、明日香にそのことを教えた。明日香がすぐさま向かうと、橋の上にたたずむ遥斗。雨が降り出した中、へたり込んだ遥斗は泣きながら「生きてる価値あんのかな…」と弱々しくつぶやく。そんな遥斗を明日香は黙って抱きしめた。 視聴者の心をとらえたせりふがあったのは、その後、病室に戻ったときのことだ。「生きてる価値あるよ」「戻ってきてくれて、ありがとう」と手を握りながら語りかけた明日香が立ち上がると、遥斗が明日香のTシャツの裾をとっさにつかんだ。 「もう少し、いてほしい」。 この言葉にSNSでは「心臓ギュッとなった」「記憶ない中でこんなこと言われたら泣いちゃう」「本能かな」「キュンキュンした」などと大きな反響に。 記憶を失って、周りにいてくれる家族、友人の顔も分からず、表情まで失っていた遥斗。明日香が恋人だと聞いても敬語で話していた中での出来事だ。SNSの投稿のように、本能なのか明日香に何かを感じて気持ちがあふれ出たのだろうか。ラストではキャッチボールをして父・輝彦(北村一輝)を思い出す様子が描かれたが、明日香と遥斗の未来に期待せずにはいられない。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部