Pentaconnの技術を活かした卓上サイズのミニコンポ。国産ヒノキ筐体
日本ディックスは、自社ブランドのand soundより、筐体に国産天然ヒノキを使った超コンパクトのコンポ「マイクロコンポ」を、クラウドファンディングサイトのMakuakeで予約販売している。通常価格は165,000円だが、先着5台限定で28% OFFの118,800円、30台限定で18% OFFの135,300円で購入できるプランなどを用意している。製品は2025年3月末までに配送予定。 【この記事に関する別の画像を見る】 スピーカー2基とアンプがセットになった卓上サイズのミニコンポ。イヤフォンのコネクタなどで知られる日本ディックスの高級オーディオブランド「Pentaconn」の技術により誕生したという。スピーカー部はバスレフ型で、フルレンジの50mm径コーン型スピーカーユニットを搭載した。 スピーカー部は86×62×86mm(幅×奥行き×高さ)のコンパクトサイズ。空間が限られているため、構造的に低音域が出しにくいが、スピーカー筐体と空気をつなぐレッドコードと呼ばれる穴の大きさや長さを調整することで、低音域を強化。「このサイズのスピーカーの潜在能力を限界まで引き上げ、大型スピーカーをコンパクトにまとめたようなスペックになっている」という。 アンプ部の実用最大出力は8W+8W(JEITA 8Ω)で、3.5mmステレオミニのライン入力と3.5mmモノラルのスピーカー出力×2を備える。消費電力は30W。上部にはスマートフォンやタブレットなどを置けるスタンドを備える。外形寸法は92×92×70mm(幅×奥行き×高さ)。Bluetoothには非対応。 スピーカー部、アンプ部ともに、筐体には和歌山県産の天然ヒノキを使用。樹種、筐体寸法など何度もトライアウトを繰り返し、「小型な筐体でも低音から 高音までそつなく奏でるように調整している。特にアコースティックサウンドやボーカルサウンドは、音の粒立ちが良く、ライブ会場を彷彿とさせる」としている。 ケーブルは、Pentaconnブランドのハイクオリティ品を採用。素材にもこだわっており、銀製ケーブル・無酸素銅ジャック(金メッキ表面処理)の高級ケーブル×3本と、特別開発したというUSB Type-Cケーブル(非売品)×1本が付属する。 製品にはケーブル専用ケースやACアダプタ/ケーブル、左右スピーカーやアンプ部も収納できる木製アタッシュケースなどが付属する。
AV Watch,酒井隆文