【マレーシア】日本システム技術現法、UAEに子会社
日本システム技術は27日、マレーシアの完全子会社バーチャル・カリバーがアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに現地法人を設立し、日本システム技術の連結子会社化したと発表した。同国ドバイの拠点に続き、アブダビにも拠点を構えることで、基幹システム(ERP)の世界的大手SAPの製品を中東圏で展開するビジネスの拡大を図る。 アブダビの現地法人の社名はバーチャル・カリバー・ITコンサルタンシー。今年8月末に設立し、11月11日付で日本システム技術の連結子会社化した。資本金は30万ディルハム(約1,300万円)で、バーチャル・カリバーが100%出資する。ソフトウエアの開発やコンサルテーションを手がける。 バーチャル・カリバー・グループは、SAPの製品のビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)ビジネス、導入およびサポートビジネスに特化した事業を展開し、マレーシアでは国営エネルギー産業を中心に大手企業を顧客としている。今年3月には、ドバイに現地法人バーチャル・カリバー・ITソリューションズを設立した。