【次は何が話題に?】2025年、25年ルールでアメリカに輸入解禁となる日本車4選 日本車人気沸騰から10年
トヨタ・オリジン
スポーツカーではないが、コンセプトもビジュアルも『Origin』という車名もアメリカのトヨタファンにはたまらない1台となりそうなのが、こちらのオリジンである。 トヨタ・プログレをベースに初代トヨペット・クラウンをイメージして2000年11月にデビューした。 トヨタ自動車生産累計1億台を記念した限定車で、約1000台が生産されている。クラウンではなくプログレをベースにしたのは、初代クラウンのサイズに近いことが主たる理由。 初代クラウンと同じ観音開きドアや後方に傾斜したCピラー、ジュエルテールランプなど、現代の車両では珍しい多くの特徴が採用されている。 全車3L 2JZエンジンを搭載し、4速ATと組み合わせている。オリジンもいわゆるパイクカーの一種となるが、1000台という限定台数であるため価格高騰も十分予想できる。
スバル・インプレッサ S201(GDB型)
GC8型インプレッサをベースにした初の『STI』モデル。スバル『S20X』シリーズはここから始まった。 STIによってオンロードスポーツを追及してチューニングされたEJ20エンジンは、最高出力300psを発生する。 車高調整式強化サスペンション、シャシー性能は極限まで高められRAYSとの共同開発で誕生した16インチ鍛造アルミホイールを採用。グリル一体式フロントエアロバンパーやサイドスカート&リアドアスパッツ、ダブルウィングリアスポイラーなど、迫力あるフォルムが際立っている。 走り、アピアランスとも、スパルタンな印象に仕上げられており、JDMインフルエンサーである著名写真家のラリー・チェン氏いわく、「ノーマルで320psを発揮する22Bより速い! 外観も素晴らしい。特にリアバンパーは、F&F(映画『ワイルド・スピード』)のセットから飛び出してきたかのようだ」と絶賛。 なおS201は300台限定として発売されたが、当時はそれほどまで人気が出ず、実際の生産・販売は87台にとどまった。STIシリーズ唯一、完売しなかったモデルであるが、25年経ちその価値が北米で非常に高く評価されはじめている。