藤本つかさがジュリアをぶん殴って5年前の移籍騒動にケジメ?!「プロレスはハッピーだなとつくづく思いましたよ」
24日、東京都・新木場1stRINGにてマリーゴールド『MARIGOLD Summer Gold Shine 2024』が開催。ジュリアが日本ラストマッチで藤本つかさと対戦した。 ジュリアはスターダム退団後にロッシー小川とともにWWEを視察する姿がWWE公式で大々的に喧伝されるなど、マリーゴールド旗揚げ前から移籍の話が噂されている。事実としてWWEがマリーゴールドの両国大会にイヨ・スカイ(紫雷イオ)を出場させる異例の事態が起きるなど、両団体の距離は近い位置にあると言える。 そんな中、ジュリアは7月30日の後楽園ホール大会にて海外挑戦を正式発表。 8月19日の後楽園ホール大会が日本ラストマッチとされていたが、大会直前の会見で8月25日の新木場大会にてジュリアが1分×●人掛けを行う“エクストラマッチ”が開催されることが緊急決定。 そのエクストラマッチについて、ジュリアは「どうしてもここで1人だけリングで会わなきゃいけない人がいるなと思ってて。私も、その人には言いたいこと沢山あるし、多分その人は私のことぶん殴りたくてたまらないんだろうなって思う。私をこの世界に引きずり込んだ女、アイスリボンの藤本つかさ!貴女と1分でもいい!リング上で、語り合うチャンスをください!」と衝撃の対戦要求を行った。 ジュリアは藤本つかさのスカウトを受け2017年10月にアイスリボンでデビュー。次期エース間違いなしとの期待を集めていたが、2019年10月13日に突然SNS上でアイスリボン退団を発表し、その翌日にスターダムのリングに登場。 アイスリボンは「一方的な強行な行動」と強い言葉を使って非難し、スターダムの木谷高明オーナーも「昭和のやり方」と苦言を呈するなどジュリアの移籍はプロレス界全体を巻き込んだ騒動へと発展。双方の言い分に多くの食い違いがあり真相は闇の中だが、ジュリアは“お騒がせ女”として悪名を馳せる形となってしまった。 しかし、ジュリアは気迫と根性溢れるファイトで醜聞を一蹴。プロレス界を代表する選手の1人へと成長し、北斗晶さんから“デンジャラス・クイーン”と呼ばれるなどレジェンドレスラーからも高く評価される存在になった。 ジュリアはアイスリボン時代のことを“嫌な思い出”として口に出すことが度々あったが、藤本はジュリアのことを不気味なまでに表では語って来なかった。 ジュリアの対戦要求を受けた藤本は「一生清算をしないで離れ離れになることも、私の清算の仕方かなと思ってた」と胸中を明かしつつ「5年分の思いを、みんなの思いを背負ってジュリアをぶん殴りに行きます」と決意を固めていた。 ジュリアの全員掛けには全22選手(+練習生4名)が参加。所属選手の他にもSareeeや野崎渚といったレギュラー参戦中のフリー選手も参戦。さらにアイスリボン時代に関わりのあったLLPW-XのNØRI(法DATE)も登場した。 アイス時代、大会後の反省会でジュリアが強気なマイクを先輩たちから強く批判されている際に『めっちゃ面白かった!私はいいと思う!頑張ってね!』と励ましていたのがNØRIであり、ジュリアが『優しい人もいるんだな』と感謝していた相手。NØRIもプロレス界に復帰し、ついに2人の対戦が実現した。