藤本つかさがジュリアをぶん殴って5年前の移籍騒動にケジメ?!「プロレスはハッピーだなとつくづく思いましたよ」
20人目として登場したNØRIは、「ジュリア!久しぶり!」と握手しつつその手を引き寄せてブレーンバスター・ホールド。さらにNØRIがミドルキック連打からハイキック。ジュリアがキャプチュードで投げ捨て、足を止めてのエルボー合戦。NØRIはソバットで迎撃し腕ひしぎで捕らえるが、ここで時間切れ。2人はしっかりと抱き合った。
22人目には、ついに藤本つかさが登場。 終始無表情な藤本は、花道からジュリアをじっと見つめてからリングイン。藤本がサッカーボールキックを連発していくと、ジュリアが強烈なエルボーからグロリアス・ドライバー。藤本も即座に起きてビーナスシュートで反撃する。 お互い髪を掴んで睨み合い、エルボーの打ち合いから藤本がビンタで倒す。藤本はジュリアに何かを語りかけてから退場し、ジュリアはその背中に頭を下げて見送る。藤本はノーコメントでそのまま会場を後にした。 約40分に渡る23人掛けを終えたジュリアは、「私はマリーゴールドに来て、ここにいる最高の仲間たちに出会えて、本当に良かった人生で。こんなに宝物、財産を神様が与えてくれて、こんな幸せでいいのでしょうか?プロレスは、ハッピーだなとつくづく思いましたよ」と粋なマイク。 大会後のバックステージでは「法DATE(NØRI)は私と同期で、プロレスやる前に彼女からすごい影響を受けた選手でもあるので、今日はリングで会えて良かったです」と笑顔。 そして「あと、もう1人。そこは……色んな思いがあるんで。見てる人が思ったように、感じたように捉えていただければいいなと思ってます」と多くを語らず解釈をファンに委ねた。 周囲の選手・関係者たちは盛んに「アメリカ」と言っているが、ジュリア本人は「海外」としか発言しておらず、日本を出たジュリアがどこへ向かうのかはまだ分からない。 しかし、リングは海を越えても繋がっている。イヨが絶対に不可能と言われた他団体参戦を果たすなど、今“不可能”と言われているものも機が熟せば実現することもある。ジュリアと藤本のストーリーの続きもこれから見ることが出来るかも知れない。