【東京新聞杯】コナコースト 本領発揮で 初タイ獲る
「東京新聞杯・G3」(4日、東京) さあ反撃開始だ。今年の始動戦で重賞初制覇を狙うコナコーストが静かに闘志を燃やしている。1月31日の最終リハでは栗東坂路で4F54秒4と軽快な動きを披露。吉田助手は「先週にしっかり負荷をかけているのでしまいだけ反応を見る感じでしたが、スッと反応してくれました」と状態の良さをアピールした。 昨年の桜花賞では、のちの3冠牝馬リバティアイランドに0秒2差の2着。以降はオークス7着、秋華賞8着、前走のターコイズS10着と結果が出ていないが、展開不向きや不利があったりと不完全燃焼だった面は否めない。同助手は「(桜花賞以降は)何かちぐはぐしていますが、馬はそれなりに頑張っています。ポテンシャルは高いですし、普通に競馬ができれば結果は出てくると思います」と巻き返しに期待する。 キタサンブラック産駒らしく持ち味は桜花賞で披露した先行してのしぶとい二枚腰。今回はベストのマイル戦で鞍上には関東の名手・戸崎圭を配したとなれば、見直す余地は十分だ。4歳初戦、桜花賞2着馬が本領を発揮する。