キャバ嬢に貢ぐ35歳のアルバイト→「目を覚ませ、山村!」親友の“純粋な恋心”を利用するキャバ嬢 vs 友人たちの奮闘記【作者に聞く】
有名大学を卒業して、大手の会社に入社。しかし、パワハラ気質な上司の圧に耐えられず、3年で退職。以降、10年間の引きこもり生活を送っていた山村。ようやく前を向き始め、スーパーでアルバイトを始めた。そこで出会った苦学生の21歳の女の子にデートに誘われ、連れて行かれたのはキャバクラだった! 【漫画】本編を読む 35歳の男が本気で恋をしたのはキャバ嬢だった、おたみ@otamiotanomiさんの「ド真面目な友達がキャバ嬢にハマった話」の怒涛の展開に目が離せない! ■「このまま行くと北島さんと付き合えると思うんだよね」35歳の初めての恋の相手は… 10年間の引きこもり生活を経て、アルバイトを始めた山村。そこで出会ったのが、自称苦学生のいおり。恋愛に不慣れな山村が、デートだと思い込んで連れて行かれたのは、いおりが働くキャバクラだった。 山村は初めていおりの客として席について、2万5千円を支払う。山村は彼女の手腕に思い切りハマって、本気で恋をしてしまい、その後、彼女に使う金額はどんどん増えていき、バイトのシフトを増やすとまで言い出した。 山村がキャバ嬢にハマっていく姿を見ていられない橋田とおたみは、何度も山村を説得するも彼には響かない。山村の優しい性格に付け込んでお金を落とさせようとするいおりが許せず、ついに彼女に物申そうと、なけなしのお金を集めて彼女の店に向かった――。 実際に作者の友人に起きたことを描いているこの作品。ド真面目な友達がキャバ嬢にハマった話を描くきっかけについて作者のおたみさんは「友人がキャバクラにハマった当時は、僕自身どう助言していいかわからずオロオロしていました。ただ、別の知人たちから似たような事例をよく聞いていたので『僕らの場合はこうだった』と伝えたくなったのです」と語った。 そして本作の見どころについて伺うと「見どころなんて大層なものはないですが、当時起きたことを羅列するだけではなく、そのときそのときの感情を思い起こして丁寧に描くことを心掛けています」と教えてくれた。 山村の純粋な性格を知って、橋田やおたみと一緒に「目を覚ませ、山村!」と応援したくなる読者が続出している本作。果たして山村の目を覚ますことができるのか!?2人の奮闘を是非読んでみてほしい。 取材協力:おたみ(@otamiotanomi)