松井裕樹が勝利呼び込む好救援 「えげつない」スプリットは15球中11球 ベッツはストレートで打ち取る
◇MLBパドレス6-3ドジャース(日本時間15日、ドジャー・スタジアム) パドレスの松井裕樹投手が敵地ドジャース戦に6回途中から、3番手として登板。回またいで打者4人を完璧に抑える好リリーフを見せ、今季2勝目を手にしました。 【画像】 6回途中から登板したパドレス・松井裕樹投手 松井投手は、同点の6回2アウト1塁の場面で登板。7番のアウトマン選手を2球で追い込むと、4球すべてスプリットでサードフライに打ちとります。 すると、7回の攻撃でチームが勝ち越しに成功、リードが3点となり、松井投手が回またぎで7回のマウンドへ。テンポ良くわずか6球で2アウトとすると、1番のベッツ選手との対戦。初球をストレート、その後3球スプリットを続け、3ボール1ストライクとします。迎えた5球目、インコースへ91.8マイル(約147キロ)のストレートでつまらせると、ピッチャーライナーに打ち取りました。 1回1/3、打者4人を完璧に抑えた松井投手は、この試合で投じた15球中のうち、スプリット11球、ストレート3球、スライダー1球の割合。この日はキレのあるスプリットとストレートを武器に躍動し、メジャーデビューから10試合で防御率は0.93と好投を続けています。 SNSでは、「安定感抜群」「スプリットがえげつない」「ベッツも抑えたのか」など好投をたたえるコメントが多く上がりました。