明豊ナイン、センバツ初優勝目指す 火男火売神社で必勝祈願 /大分
第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する明豊は21日朝、別府市火売の火男火売(ほのおほのめ)神社で必勝祈願をした。開幕が近づく中、センバツ初優勝を目指すナインは士気を高めた。 部員や保護者、学校関係者ら約80人が訪れた。加藤兼司宮司(71)が、昨秋の九州地区大会の活躍をたたえ、選手の健康と勝利を願って祝詞をあげた。同校がベスト4に進出した2019年春のセンバツで甲子園まで駆けつけて応援した加藤宮司は「うがい手洗いやマスク着用で新型コロナに気をつけて、甲子園に臨んでほしい」と激励した。 川崎絢平監督は「いよいよ始まるんだなと、身が引き締まります」、幸修也主将(2年)は「最高のパフォーマンスができるよう準備したい」と抱負を述べた。祈願の後、ナインは同部グラウンドまで走っていき、夕方まで練習に打ち込んだ。 組み合わせ抽選会は23日にオンラインで実施。初戦の相手や日程が決まる。【辻本知大】