東京都市大学付属ボーイズ、巨人U15・多摩川に勝利 「1年生には負けられない」上級生&部活動チームの意地
◆ジャイアンツカップ東京都西支部予選 ▽2回戦 東京都市大学付属ボーイズ11―4多摩川ボーイズ=6回コールド=(5月6日) 第18回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ地区予選出場権をかけた各支部大会が行われた。オール1年生で初の公式戦となる多摩川ボーイズは東京都市大学付属ボーイズに敗れた。 ※ ※ ※ 進学校で中高一貫校の中学硬式野球部の東京都市大学付属が、巨人U15ジュニアユースの多摩川に逆転勝利した。 4点を追う4回に敵失で1点を返すと、5回に打者13人も猛攻で逆転し、6回コールド勝ち。中島爽汰主将(3年)は「プレッシャはあったけれど1点返してから流れがきた」と話した。5回に勝ち越し打を放った玉山新之助(3年)は4回から2番手で登板し好投。「1年生には負けられないと思った」と意地をみせた。6番・三塁の久保祥太郎(2年)は4打数4安打に「公式戦でヒットを打ったことがなかったけれど、1本出て(続けて)打てた」とラッキーボーイに。 多摩川との対戦が決まり山﨑雄二監督(43)は「初めて黒星を付ける権利を得たぞ」と選手を鼓舞していたが「私があの(巨人の)ユニホームに圧倒された」と選手の頑張りをたたえた。
報知新聞社