北海道・松前でイワシ大量漂着 年末年始で回収難航、衛生面懸念
北海道松前町で昨年末、大量のイワシが海岸に漂着した。原因は不明。町は回収に当たる業者を探したが、年末年始と重なったため手配が難航し、1週間以上たった6日時点で処分の見通しは立っていない。地元住民らは衛生面の悪影響を懸念し、早期の対応を求めている。 【写真】大量座礁や漂着なぜ? 謎多いクジラの生活
町水産課によると先月28日、住民から「イワシが大量に打ち上がっている」と連絡があり、29日、日本海沿岸約900メートルにわたって漂着しているのを確認した。 今月6日午前、散歩の際に海岸を確認した近所の女性は「少し腐り始めていた。気温が低いので腐敗臭はひどくないが、早く回収してほしい」と訴えた。