「筋トレは損をしない投資」というのは本当か?エドワード加藤さんに学ぶ筋トレ経済学
外気温が下がって、フィットネスへのモチベーションがアップしている今こそ、筋トレのチャンス。 【写真5枚】エドワード加藤さんの美しい筋肉美を写真でもっと見る! SNS総フォロワー40万人(2024年8月時点)を超え、「LYFT(注Yは特殊文字、ブランドロゴ画像参照)」CEOでフィットネス界のカリスマであるエドワード加藤さんに、ビジネスマインドに基づく筋トレ哲学について教えてもらおう。 エドワード加藤さんは、筋トレとマネジメントには共通する要素がたくさんあると考え、このほど「筋トレは損しない投資 筋肉×ビジネス」(KADOKAWA発刊、定価1600円+税)を発刊した。 注目されつつも、あまり知られていない筋トレの市場の現状や、ビジネスマインドに基づく筋トレ哲学を解説している。今回はエドワードさんのユニークな筋トレ哲学のポイントを紹介しよう。
POINT1 コンプレックスと向き合うことは既にトレーニングだ
新刊書ではパーソナルジムのトレーナーだったエドワード加藤さんが、どうやってプロの競技者になったのか。日本一のD2Cフィットネスブランドの経営者になるまでの、全過程を赤裸々に紹介している。ファンにとっても垂涎の一冊だ。 特にエドワード加藤さんならではの考え方の中で、ビジネスに役立つ部分をいくつか紹介しよう。 1)コンプレックスと向き合うことはすでにトレーニングである 自らのハンディをいかに強みにしていくかを考え、行動してきた体験から、コンプレックスと向き合うことは、すでにトレーニングであると言う。トレーニングを積み重ねれば必ず自分の実力 となり、筋トレは結果として必ず成果が形になってあらわれる。コンプレックスに向き合うことは苦しいけれど、自分自身をランクアップさせる手段のひとつでもある。 2)見た目や印象にこだわることで唯一無二の個性をもつことができる 仕事はできても、自分を魅力的に見せることが得意ではない人は多い。エドワード加藤さんはビジネスを成功させるために、自分自身が広告塔になってブランディングしていく方法を採用した。 もともとスポーツが得意で、好きでもあった筋トレをビジネスにして、スポーツジムを経営し、さらにアパレル市場へと展開している。唯一無二の個性をもつことは、ビジネスシーンでは難しいが、まずは見た目や印象にこだわるやり方は、参考になる。 3)転機を迎えても最後は自分の直感を信じてやる エドワード加藤さんはスピード感を大切にし、直感で物事を判断して、次に進むことを心掛けていると言う。 パーソナルジムの共同経営参画に関しても、初めて会って三日後には結果を出していた。特に投資など大きな資金が動く時や、異業種への転職など転機を迎えた時は、誰もが慎重になるが「自分の直感を信じる」ことが一番大切だと主張している。 座右の銘「BORN TO LIFT(鍛えるために生まれた)」に由来したブランドLYFT