「見て見て!と逆立ちや側転を披露」ピンクベージュのスーツで愛子さまが見せた“はじける笑顔”【初の単独地方公務】
「技の掛け方が早いですね」
“スポーツの秋”。愛子さまの今年の秋は、初めてお一人で地方公務に臨まれた「実りの多いものだった」(宮内庁)という。 【画像】ミントグリーンのスーツで陛下と微笑みを交わされる愛子さま 10月11日、佐賀県の「第78回国民スポーツ大会 SAGA2024」にご臨席した愛子さま。会場で陸上競技をご覧になると、 「テレビでは感じることができない足音まで聞こえて、感激でした」と感想を述べられた。翌日の柔道競技では、選手の背負い投げが決まると、関係者に「随分ときれいに投げましたね」「技の掛け方が素早いですね」と語り、説明に大きく頷いたり、熱心に質問なさったりするなど、ご関心の高さが窺えた。 「愛子さまの初めての地方公務は、当初、9月に石川県をご訪問され、志賀町と七尾市で能登半島地震からの復興状況を視察する予定だったんですが、記録的な豪雨による甚大な被害が出たことから、急遽、取りやめになりました。そのため10月のスポーツ大会が初の地方公務となりました」(宮内記者) 愛子さまは事前に石川県の復興状況について時間をかけてご確認なさっていたというが、予定変更となったことから、さらに時間をかけて佐賀と皇室の繋がりや国民体育大会の歴史などを両陛下からお聞きになっていたという。 柔道についても、ルールや技などを学ばれて、関係者との会話を繋げられるように準備なさって臨まれたほどだった。
幼いころから相撲がお好きだった
愛子さまは、幼い頃から相撲がお好きだった。実際に遊びで陛下や東宮職らと相撲を取られることが多く、技の研究をなさっていた。ご自分で考えた四股名で「愛子ぉ山~」と言いながら楽しまれていたそうだ。 4歳の時には初めて両陛下とご一緒に両国国技館で相撲をご覧になって、星取表までつけられていた。取組に詳しいだけでなく、行司の着物や持ち物などにも関心を寄せられるほど好奇心旺盛だった。 佐賀では柔道に関して技やスピード、ルールについて質問をなさっていたが、陸上競技に関しても同様に、歩幅や手足の動かし方など、それぞれの選手の走り方にご関心を示されていたという。 愛子さまも小学生時代は運動会では決まってリレーの選手として、ご活躍なさっていた。 「帰宅なさると、御所の庭で一生懸命に腕を振られて、何度も走る練習をなさっておられました」(元東宮職)