『スーパーマリオ オデッセイ』が発売された日。15年ぶりの箱庭マリオに世界中が絶賛。初めてのボーカル入り主題歌やCERO“B”指定も大きな話題に【今日は何の日?】
※本記事は、2023年10月27日にアップした記事を再編集したものです。 キャッピーと世界を旅する新たな箱庭マリオ 【記事の画像(9枚)を見る】 いまから7年前の2017年(平成29年)10月27日は、Nintendo Switch用ソフト『スーパーマリオ オデッセイ』が発売された日。 『スーパーマリオ オデッセイ』は任天堂から発売された3Dアクションゲームで、世界中で絶賛されたNintendo Switch初期の名作のひとつ。“箱庭探索型の3Dマリオ”に分類され、同タイプの作品は2002年7月19日発売のニンテンドーゲームキューブ版『スーパーマリオサンシャイン』以来、約15年ぶりの登場となった。また、本作は『マリオ』シリーズで初めてCEROレーティングがBに指定されたことも一部で話題になったので覚えている人もいるかもしれない。 『スーパーマリオ オデッセイ』の目的は、ピーチ姫との結婚を企てるクッパの野望を阻止すること。プレイヤーはおなじみのマリオとなり、新たな旅の相棒“キャッピー”とともに“とある地球”で大冒険をくり広げる。 舞台がとある地球ということで、都市の国ニュードンク・シティや砂の国アッチーニャ、料理の国ボルボーノなど、各ワールドが多種多様な国として描かれているのがユニークなポイント。現実でも見たことがあるような箱庭の国々を思うままに駆けずり回れるのが非常におもしろく、隠された“パワームーン”や“ローカルコイン”を探し出すのにも夢中になったのでは? マップを開くとパンフレットのようになっていて、詳しい観光情報が記載されているところもいままでになかった試み。スナップショットモードを起動すれば、さまざまな加工を施してSNSなどで世界中のプレイヤーと共有することもできたので、記念撮影を楽しんだ人も多かったんじゃないかな。DLCも含めて膨大な数の衣裳があるのもうれしいところ。 今回の旅の相棒となるキャッピーの存在も忘れられない。キャッピーは帽子の国の住人で、さらわれてしまった妹のティアラを救うためにマリオの帽子と成り代わり、ともにクッパを追うことになる。キャッピーをブーメランのように投げて攻撃したり、足場にしてジャンプしたりと多彩な帽子アクションが使えるのも最高に気分がいいが、新たな能力“キャプチャー”を駆使して冒険するのが何より楽しくて魅力的だった。 キャプチャーは、帽子を投げて敵やモノに乗り移り自在に操れるようになる能力。クリボー、ハンマーブロス、ワンワン、プクプクといったおなじみの敵に乗り移って操作するのはもちろん、巨大なティラノサウルスとなって通常は壊せないものを破壊しまくるなんていうのも爽快だった。ほかにもボルボーノ人やボウル人のような現地の人々、ポールやマンホール、タクシーみたいに生き物ではないモノになれることも新鮮。それぞれ固有の操作方法がある点も大いに楽しめた。 『スーパーマリオ オデッセイ』の主題歌『Jump Up, Super Star!』は、何とマリオ初のボーカル曲。ジャジーでノリノリな歌声をCMなどで初めて聴いたときはビックリしたんじゃなかろうか。英語版と日本語版があり、双方ともカラオケJOYSOUNDで配信されているので歌ったことがある人もいるはずだ。 なお、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズとしては、2023年10月20日に『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が発売。約11年ぶりの完全新作ということはもちろんだが、マリオがゾウに変身したり、コース上に多彩な変化が起きる“ワンダー”という魅力的な要素が満載で大きな話題に。ぜひ、この機会にその不思議な世界を堪能してみては?