オスカー・デ・ラ・ホーヤ、カネロが対戦すべき「真に値する」ファイターとは | ボクシング
オスカー・デ・ラ・ホーヤが思う、カネロが真に対戦すべきファイターを挙げた。
日本時間1月28日、スーパーミドル級のハイメ・ムンギアがジョン・ライダーを圧倒し勝利した。この階級はボクシングで最も注目を集める階級の一つだ。 ムンギアはライダーを下したことで自身の戦績を43戦無敗に伸ばすとともに、アンディスピューテッド王者サウル「カネロ」アルバレスを含む階級内のライバルたちへ強烈なアピールを送った。 ムンギアのこの勝利を受け、彼がアルバレスの次なる対戦相手であるべきという声が高まっているが、ムンギアのプロモーターを務めるオスカー・デ・ラ・ホーヤ氏は、ムンギアよりも先にデビッド・ベナビデスこそがアルバレスとの対戦すべきだと力説している。 「168ポンド(スーパーミドル級)は選手層が厚く、見応えのある階級だ。そしてベナビデスこそ世界タイトルマッチの機会に値する」デ・ラ・ホーヤ氏はムンギア勝利後の記者会見で強調した。 「彼がどれほど待たされてきたか。それほど168ポンドにはたくさんの強者が名を連ねている。ベナビデスは私のお気に入りだ。彼のスタイルは目を見張るものがあり、実に素晴らしいファイターだ」 「彼の態度、彼が体現するもの、そしてボクシングへの姿勢は本当に素晴らしい。彼にはチャンスが与えられるべきだ。そして今、カネロ・アルバレスがその玉座に君臨している。今、王が決断を下す時だ。ただし、以前言ったとおり、チャーロ戦の後、カネロの決断をメディアやファンが決定を手助けすることもできる」 アルバレスは2023年に2度の試合を行った。メキシコでライダーに勝利し、その後2階級上げてパウンド・フォー・パウンドの雄に挑んだジャーメル・チャーロを退けている。
Matt Astbury