INI、初の単独野外公演に3万人熱狂 4年目へ木村柾哉が涙「たくさんの景色をMINIと見れたら」
11人組グローバルボーイズグループ・INIが4日、大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場で『2024 INI FAN CON TOUR[FLIP THE CIRCLE]』の最終公演を開催。初の野外会場となり、2日間で約3万人を動員した。 【ライブ写真】初の単独野外会場!気迫あふれるINI 9月にスタートし、全国11都市を周ったツアーのラストを飾る同公演は、単独では初の野外会場となり、快晴の空の下、メンバーがステージに登場すると会場には大歓声が巻き起こった。 「DILEMMA」から始まり、田島将吾が「もっと声出していこうぜ!」と叫び、「MORE」「Dramatic」「LEGIT」のメドレーでは迫力あるダンスでMINI(ファンネーム)を魅了。「FANFARE」では藤牧京介が「まだまだいけるか大阪!」と序盤から気合十分。西洸人も「全員、腕と身体と頭全部振れよー!きょうはひとつになるからな、みんなと!きょうが最後だから全部だしきれー!」とさらにあおった。 大阪公演では野外ならではのステージ構成・セットリストとなり、「New Day」や今年の夏フェスでも披露し、野外ライブの定番曲となった「HERO」をパフォーマンス。MINIがペンライトやスローガン、タオルなどを掲げて、会場のボルテージは一気に上昇した。また、10月30日にリリースした7TH SINGLE「THE VIEW」からタイトル曲「WMDA(Where My Drums At)」も披露。イントロが流れると歓声が起こり、MINIの掛け声も会場に響きわたった。 木村柾哉は「INIはきのうデビュー3周年を迎えて4年目になるんですけど、振り返ったらいろいろなことがありました。楽しい日や怒られた日、悲しい日もあったし、もうみんな居場所はここしかないじゃん、あの日(グループの結成日)から。それをこんなたくさんの人に支えてもらってうれしいなって思いますし、たくさんグループがいる中でINIについてきてくれて本当にありがとうございます!これからもINI、11人でたくさん活動していきますし、僕も自分なりに頑張っていこうと思いますので、4年目のINIもたくさんの景色をMINIのみんなと見れたらうれしいです!」と熱い思いも涙を流しながら伝えた。 アンコールの「T-Shirt」では夜空に鮮やかな花火が次々と上がるサプライズでフィナーレ。終了後もINIを呼ぶコールは鳴りやまず、ダブルアンコールへ。色とりどりのペンライトの光に包まれる中、木村の主演映画『あたしの!』の主題歌「Break of Dawn」を初めて披露。あたたかなムードの中、全25曲(ダブルアンコールを含む)を歌い上げツアー最終日を締めくくった。 同ツアーは9月21日の神奈川・ぴあアリーナMM公演を皮切りにスタート。INIからMINI、MINIからINIという思いがひとつの輪になっており、その例年のコンサートでできた輪を“めくる、ひっくり返す”ことでいつものコンサートとはまた違った一面をお届けするというテーマをもとに開催され、11月18日の鹿児島・川商ホール第一、21日、22日の沖縄・ミュージックタウン音市場で行われる「After Party」を残し、全国11都市20公演を全力で駆け抜けた。