スティーヴ・キューン、スコット・ラファロ、ピート・ラロカの3人が残した唯一の音源がLPリリース
2005年にCD化され大きな話題となった、スティーヴ・キューン、スコット・ラファロ、ピート・ラロカの3人が残した唯一のスタジオ・レコーディング作品『Kuhn / LaFaro 1960』のLPが12月18日(水)に発売決定。 1960年、NY。「短命に終わったジョン・コルトレーンのリズムセクション」だった3人が残した、全ジャズ・ファンに捧げる“幻のスタジオ・レコーディング”である本作品は、1959年にニューヨークへ進出したキューンが、翌60年にラファロとラロカを誘ってレコーディングしたデモ・セッション。キューンはこのセッションをテープに起こして売り込みを図り、どこかのレーベルからアルバムを出す機会を得ようとしましたが、結局そんな機会を得ることはできず、テープはそのままキューン自身の許に今日まで留まることになったとのこと。この貴重な音源は、1960年11月29日にベーシストとしても知られるピーター・インドのスタジオで、インドのエンジニアリングによってレコーディングされています。