あまりにも残念…。ユーロ2024、グループリーグで期待ハズレだったチーム(3)ワースト記録連発…。あまりの実力不足
現地時間6月26日にEURO2024(ユーロ2024)のグループリーグ全日程が終了した。初出場でベスト16進出を決めたジョージア代表など期待以上の躍進をみせたチームがあった一方で、内容と結果が伴わない残念な結果に終わったチームもあった。今回は、出場国の中で期待外れに終わったチームをピックアップして紹介する。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024)
スコットランド代表(グループA) グループリーグ成績:4位(0勝1分2敗) ドイツ代表の快勝で幕を開けたユーロ2024(欧州選手権)。その対戦相手だったスコットランド代表は0勝1分2敗でグループリーグ敗退となった。 実力的に厳しかったのはドイツ代表との初戦を見れば明らかだ。最初から最後まで相手の思うように攻め続けられ、スコットランド代表の選手たちはほとんど自陣にいたまま90分が過ぎた。この試合ではオウンゴールから1点を返したが、シュート自体は0本に終わっている。 「OptaJoe」の公式『X』によると、今大会のグループリーグでスコットランド代表は17本のシュートに留まったそうだ。グループリーグが導入された1980年以降の大会では、2016年大会の北アイルランド代表と並んで史上ワーストの数字とのこと。この時点で厳しいのは明らかだ。 そして苦しかったのは攻撃だけではない。守備もグループリーグを戦ったチームでワーストの7失点を喫している。特に厳しかったのが右SBである。本来スコットランド代表にはネイサン・パターソン(エバートン)とアーロン・ヒッキー(ブレントフォード)というプレミアリーグで主力として活躍する選手がこのポジションにいるのだが、彼らは怪我のために出場できなかった。 その代わりで出場したアンソニー・ラルストンは所属するセルティックでも控えと、そもそも実力に疑問符がつき、スイス代表との第2戦では彼のバックパスが奪われて失点に関与。それ以外の2試合でもパフォーマンス的には厳しく、主力選手の不在も響いた。
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