60歳の競輪選手、チャレンジ最年長優勝に挑む!「記録更新狙っていきたいね」笑み浮べる
立川競輪場の「デイリースポーツ杯(F2)」は5日、2日目を開催。4Rのチャレンジ準決勝を走った宮倉勇(60歳・千葉=58期) に話を聞いた。 立川競輪の第4レース。ルーキー橋谷成海と同じくルーキー吉田優斗で人気を分けていたが、実際のレースは宮倉勇が「漢の中割り」でゴール前強襲。これぞベテランの技という走りで場内を沸かせてみせた。 「いや~。絶好調だね。体の感じが凄くいい。正直、このまま勝てないのかな? って思ったときもあったし、この1着は凄く嬉しい。頑張ってくれた橋谷君のおかげだけど、自分も凄く良い」と好調ぶりをアピール。確かにこのメンツでの1着は評価できる。 決勝のメンバーが出そうと「初日にも付いた塩島君だね。彼は強い。強いしレースも上手いし、落ち着いている。とにかく俺は付いていくこと。付いていって彼の優勝なら文句はない。でも、チャンスがあるなら交わしたい。そういう展開がくればもちろん、獲りに行きます」。 58期60歳とは思えない闘志で抜群の存在感がある宮倉。 「確かチャレンジの最年長優勝記録は井狩吉雄さんの58歳だったよね。勝てば記録更新? それは狙っていきたいね」と笑みを浮かべて記念撮影に応じてくれた。(アオケイ・石濱記者)