【台湾】台風20号、台北など4県市で大豪雨特報
台湾北部の各地では24日、台風20号(チャーミー)の影響で激しい雨が降った。台湾交通部(交通省)中央気象署は24日午後4時時点で、台北市と新北市、基隆市、宜蘭県を対象に「大豪雨特報」を発令している。 気象署によると、台風20号は24日午後2時時点で南シナ海を時速8キロメートルで北北西に向かっている。中心気圧は990ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は秒速20メートル、瞬間最大風速は30メートル。 24日午前0時から午後3時半までの合計降水量を地域別に見ると、台北市擎天崗が338.5ミリメートルで最多となった。以下は基隆市国道3号線「S004K」が268.5ミリ、新北市大粗坑が267.0ミリ、 宜蘭県蘇澳が261.0ミリ、新北市大坪が250.5ミリで続いた。 行政院(内閣)人事行政総処によると、宜蘭県と台東県の一部では24日、終日または午後を対象に出勤・通学を停止する「停班停課」措置が実施された。