「ショウヘイが打てたらと思ったけど...」“仲間思い”のE・ヘルナンデスがフリーマンの殊勲打を回顧「この男が今年乗り越えたことを考えると...」
MLBロサンゼルス・ドジャースは現地10月25日、本拠地ドジャー・スタジアムでニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第1戦に臨み、延長10回にフレディ・フリーマンの逆転サヨナラ満塁HRで勝利。その一打にチームメイトも歓喜した。 【動画】フレディ・フリーマンが10回2アウトから逆転サヨナラ満塁HR! 5回にスリーベースヒットを放ち、犠牲フライで先制のホームを踏んだエンリケ・ヘルナンデスは試合後に『MLB Network』の取材に答え、延長10回裏を以下のように振り返った。 「ショウヘイが打席に立った時、彼ら(ヤンキース)はネスタ―(・コルテスJr.)を投入した。私はケージに駆け込んでその中の人に『ショウヘイが今から460フィート(約140メートル)の飛距離の打球を打とうとしているから、この試合は史上初の有料放送にすべきだったね』と話した」 「そして試合後にショウヘイに『君が試合を決めなくても良かったんだ。さらに良い結果だったから』と話した。信じられないよ、クレイジーだ。正直、9回で終わらせようと思っていたし、ショウヘイがワールドシリーズデビュー戦でサヨナラ打を打てたら素晴らしいと思っていたけど、結局この男(フリーマン)が今年乗り越えてきたフィールド内外でのこと、身体の半分に故障を抱えているくらい満身創痍の状態を考えると、彼がこのような瞬間を経験するなんて、あり得ないほど素晴らしいよ」 ポストシーズンに強い「ミスターオクトーバー」として知られ、地区シリーズと優勝決定シリーズでそれぞれ本塁打を放つ一方、ムードメーカーとしてもチームを盛り上げているE・ヘルナンデス。その仲間思いの姿勢が表れたコメントとなった。 構成●THE DIGEST編集部
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