「ヤバい、ヒドい、と批判殺到」『龍が如く』衣装監修者の13万円最新作にパクリ疑惑が浮上
「誰も幸せにならない。しょうもない商売しているな、としか思えないですね」 アパレル関係者が呆れてそう話す。 【写真】「誰も幸せにならない」“パクリ疑惑”で炎上した本家のブーツ メンズファッションインフルエンサー『MB』。ブログやメルマガで人気を集め、累計ではあるがファッション関連の書籍は累計200万部、ゲーム『龍が如く』の衣装監修を担当。堀江貴文氏とも関係が深く、YouTubeでコラボ、また2人でゴルフウェアの共同開発。その他、各種メディア出演などメンズファッション界ではいちばんのインフルエンサーと言っていい存在だ。
炎上した“パクリ”疑惑
「MB氏は近年、その影響力を使い、自身プロデュースのファッションアイテムを販売するようになりました。そんな彼の最新作として先日販売がスタートした商品がヤバい、ヒドいと批判が殺到しています」(前出・アパレル関係者、以下同) MB氏がこのたび販売した渦中商品はブーツ。 「『GUIDI(グイディ)』というイタリアのレザーブランドがあります。同社のブーツは世界的に人気。もともと1800年代から原皮を皮革にする“なめし”から事業をスタートしていることもあり、自社ブランドでの商品展開以外に、他ブランドにレザーの提供もしています」 今回、MB氏が販売したブーツはこのグイディのレザーが使われている、という。 「素材としてグイディのレザーを使うブランドは国内外に多数ありますが、MB氏のブーツはブランドとしてのグイディの『PL1』というブーツに瓜二つのデザイン。“パクリ”という声が多く上がっています」 さらに、 「MB氏は販売開始当初、商品名に『by GUIDI』と入れていましたが、後に『(GUIDIレザー使用)』に変更しています。もともとの表記はまるでコラボしたかのような印象を受ける。デザインは酷似、商品名も誤解を招くもの。これでは批判されて当然ですね」 “本家”のレザーを使っていることは、事実なのだろう。 「国内にグイディのレザーを扱う問屋もあるので、極論誰でも仕入れられます。MB氏はYouTubeでグイディのロゴを使っており、またグイディ本社とやり取りしたようなことを言っていましたが疑問ですね。問屋とのやり取りならデザインにケチは付けられませんが、グイディ的にこのデザインでの販売はOKなのか。少し前までグイディには日本人の営業がいましたが……」 グイディ社にMB氏のブーツについて把握しているか問い合わせたが期日までに返答はなかった。 問題はまだある。