2024年は西武のきっぷがパワーアップ! 「埼玉県民の日」にあわせ、県内各社からフリー乗車券が登場
11月14日は、埼玉県誕生を記念した「埼玉県民の日」。県内の私鉄各社では、この日に利用できる限定のフリー乗車券を、毎年発売しています。 【画像】各社から登場する「埼玉県民の日フリー乗車券」の一覧 2024年、埼玉県民の日にあわせてフリー乗車券を発売するのは、東武鉄道、西武鉄道、埼玉高速鉄道、埼玉新都市交通(ニューシャトル)、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、秩父鉄道の6社。JRと東京メトロを除く、埼玉県内を走る鉄道事業者全社が対象です。 埼玉高速鉄道とつくばエクスプレスは、県民の日当日の14日のみの発売。発売額は、埼玉高速鉄道が大人580円、小児290円、つくばエクスプレスが大人2,420円、小児690円。埼玉高速鉄道は赤羽岩淵駅を除く全駅、つくばエクスプレスは八潮駅、三郷中央駅での発売です。 ニューシャトルでは、14日~17日の4日間利用可能。発売期間も7日から17日までとなっています。価格は、大人用が500円、小児用が200円。普段発売している「ニューシャトル1日フリー乗車券」は、大人720円、小児360円なので、通常時よりもおトクになっています。 秩父鉄道は、県民の日当日の14日のみ利用可能ですが、きっぷ自体は9日から発売。価格は大人1,200円、小児500円で、こちらも普段発売しているフリーきっぷよりおトクです(大人用のみ)。熊谷駅や秩父駅など、有人10駅での発売です。また、県民の日当日は、普段は週末に運転されている「SLパレオエクスプレス」が、「SL埼玉県民の日号」として走ります。 東武鉄道では、14日の県民の日当日限り有効のきっぷを発売。9日から前売りを実施します。価格は、大人480円、小児240円。埼玉県内及び東京都内の各駅(寄居駅、押上駅など一部駅を除く)で発売します。 東武の「埼玉県民の日フリー乗車券」は、有効区間は埼玉県内のみ。具体的には、伊勢崎線・日光線の谷塚~羽生・柳生間、野田線の大宮~南桜井間、東上線の和光市~寄居間、越生線の全線です。その他の区間への乗り越し時には、別途精算が必要となります。 西武鉄道のものは、14日から17日までの4日間が利用可能日。前売りはありませんが、県民の日の直後の週末まで利用できます。発売額は、大人800円、小児400円。埼玉県内の各駅での発売です。 西武の「埼玉県民の日 記念1日フリーきっぷ」は、2023年までは東武と同様、埼玉県内のみが利用可能エリアでした。しかし2024年のものは、なんと多摩川線を除く西武全線がフリーエリアに。埼玉県内の駅でしか購入できませんが、他の時期に発売されるフリーきっぷよりもおトクな商品となっています。
西中悠基