川井友香子が敗退で五輪の道絶たれる 東京五輪金も階級変更で初戦敗退【レスリング】
◇レスリング 天皇杯全日本選手権第3日女子68キロ級(23日、代々木競技場第2体育館) 【画像】東京五輪レスリング金メダル川井友香子 姉・梨紗子のアドバイス受け予選3戦全勝で準決勝進出 東京五輪62キロ級金メダリストの川井友香子選手が出場しました。 女子で唯一パリ五輪代表内定者が決まっていない68キロ級。今大会で川井選手が優勝すれば、五輪代表を決めるプレーオフに出場となります。 東京五輪から階級を上げて今大会に臨んだ川井選手は準々決勝から登場。 自衛隊体育学校の吉川海優選手を相手に戦い、同点ながらも最後のポイントを取られ敗れました。 試合後、「悔しい気持ちももちろんあるが、今はよく頑張ったと思う」と話した川井選手。 6月に行われた明治杯で敗れ一度は諦めた五輪への切符でしたが、9月の世界選手権で五輪代表が確定しなかったことで練習を再開。「勝てなくても五輪チャンピオンとして最後まであきらめない自分でいようと思ってここまでやってきました。自分がどこまで行けるかという気持ち」で試合に臨んだと明かしました。 「身体的にも若い頃に比べて痛いところも増えているので、まずは1回休みたいと思う」と進退については明言しませんでした。