自民堀井学氏が不出馬表明 次期衆院選、派閥裏金事件で処分
自民党派閥裏金事件で党役職停止1年の処分を受けた堀井学衆院議員(比例北海道)が25日、札幌市で記者会見し、次期衆院選に立候補しない考えを正式に表明した。 堀井氏は1994年のリレハンメル冬季五輪のスピードスケート男子500メートルで銅メダルを獲得。北海道議を経て2012年の衆院選で初当選した。現在4期目で、23年9月に内閣府副大臣に選ばれたが、安倍派の裏金問題が表面化し12月に辞任。政治資金収支報告書の不記載は18年以降計2196万円で、今年4月、党から処分を受けた。 堀井氏が支部長を務める同党北海道9区支部内では裏金事件後、交代を求める声が上がっていた。