”金”歴史的高値に!「終活」金製品売ったらビックリ価格に驚きと喜び?業者選びポイントは「信用第一」を実感!
金は思ったよりも「重い」
鶴岡さんが素人にも分かりやすい見分け方を教えてくれた。①偽物の方がどちらかといえば輝きがピカピカしている。(本物は深い、あるいは暗い感じ) ②比べれば分かるが本物の方が明らかに重い。両手に持つと、エッ!と驚くほど異なる。金は比重が重いのだ。 次は重さを測る作業。指輪など石が付いている製品は、それを取り外す作業も必要だ。
単純に測る、そしてグラム単価をかける
金額を算定する作業も思いのほか単純だった。8点それぞれ量りで測る。 ここで大切なのは鶴岡さん曰く「目の前で測ってもらう方がいですよ」。他の業者を知らないので標準がどうなのか分からないが、確かに目の前で測ってもらった方が安心で信頼できる。 次々と重さを測っていくが、これも単純作業なので早い。 総じて金の鑑定は単純作業で早いと感じた。
いよいよ最終段階だ。金の重さにグラム単価をかける。 鑑定日の買取価格は18Kがグラム8511円。24Kなら1万1396円。ちなみに全て18Kだった。8点の合計は20.1グラムだったので8511円をかけて17万1071円! サラリーマンの私は思わずのけぞってしまった...。「エ~っ!家で捨てられる寸前だったアクセサリーが、こんなになるの!?」。 そしてよこしまな考えが...。「これでGW、旅行に行ける」。いやいや、これ、母親のお金でしょ。
とにかく信用第一!正直はビジネスの基礎
金を現金にするという初めての経験で、改めてビジネスにおける信用の大切さを学んだ。 鶴岡さんによると、高齢化社会で遺品整理の案件が増え、例えば、通帳や印鑑など必要最低限の貴重品を家から取り出したうえで、「あとは全て鑑定をお任せします」といったケースがあるそうだ。つまり”まる投げ”鑑定依頼だ。あくまで私の感想だが、嘘を言われても全く分からない。本物を「これはイミテーションですね」と言われても信じてしまう。いわんや見えないところで何をされても分からない。 私の様なよこしまな心の持ち主は「ビジネスで最も大切なのは信頼関係なんだな」と改めて感じた、GWのある日であった。 【参考】 愛媛県松山市来住町1488-21 『古美術 晴』 鶴岡昭宏さん 0120-510-851 依頼や相談は必ず事前に電話で連絡して欲しいとのこと。