覇気欠いていた葉月がSTARS同門対決でモヤモヤ払拭!「STARSのおかげで目が覚めた!」
葉月「うちはもう目覚めたから、キッドとやる必要ないけど、キッドがやりたいなら受けて立つ」
女子プロレス団体スターダムが9月28日、東京・後楽園ホールで「STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.2」を開催。しばらく覇気を欠いていた葉月がSTARS同門対決で、ついに完全復活を遂げた。 【動画】葉月「コグそしてSTARSのおかげでうちは目が覚めた。キッドがやりたいなら、うちは受けて立つ」 葉月は9・14大阪でなつぽいの持つワンダー・オブ・スターダム王座に挑むも敗退。実にこれが6度目の同王座挑戦で、「最後」と意気込んでいただけにショックが大きく、その後の試合ではまるで精彩を欠いていた。 この日は同じユニットのメンバーの思いもあって、同門での一戦。葉月は羽南と組み、コグマ&飯田沙耶と激突。序盤は元気がなかった葉月だが、敵味方関係なく、3人が葉月にドロップキックを叩き込んでゲキ。 このあたりから葉月の表情が一変。葉月は正パートナーのコグマに顔面ウォッシュ、飯田にミサイルキックを繰り出すなど、勢いを増していく。飯田のチョップ連打を食っても反撃に出る。 飯田の雪崩式パワースラム、コグマのダイビング・ボディプレスを食ってもカウント2で返す。葉月はコグマに葉・月ストラルも飯田がカット。 最後は飯田のブレーンバスターから、コグマが2発目のダイビング・ボディプレスを投下して3カウントを奪うが、葉月復活を印象付けた戦いだった。葉月はカバーしていたコグマを抱きしめて、コグマへの思いを伝える。 飯田が「葉月さん、今のあなたの背中、めちゃくちゃかっこいい。それでこそ私が憧れた葉月さんであり、超えたいと思った葉月さんです。お帰りなさい!」とマイク。 葉月は「うちの心が死んでるとき、うだうだ言って来たヤツいたけど。コグ、STARSのおかげで目が覚めた。(スターライト)キッド、うちはもう目覚めたから、キッドとやる必要ないけど、キッドがやりたいなら受けて立つ。キッドはうちのこと嫌いだと思うけど、うちはキッドのこと大嫌いだよ。イライラした気持ちは今日持ち込みたくないから、今日は幸せな空間で終わらせたい」と発言。 そして、「明日9月29日、葉月の(27歳の)誕生日、みんなにハッピーバースデー歌ってほしい」と言うと、観客が歌ってハッピーエンドで終えた。 バックステージで葉月は「ここ数日、心死んでたよ。今日の試合で葉月、復活しました!明日で27歳になるので、いろんなウワサがチラホラあると思うけど。私はスターダムで、そしてSTARSでトップに上り詰めていくので、これからも応援よろしくお願いします!」と完全に吹っ切れた様子だった。 『STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.2』 日時:2024年9月28日(土)開始 11:30AM 会場:東京・後楽園ホール ▼タッグマッチ ○コグマ&飯田沙耶 vs ●葉月&羽南 (18分14秒、ダイビング・ボディプレス→体固め) <文:ミカエル・コバタ>
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