【速報】調査対象の職員に自宅待機命令 千葉大病院 看護師名乗る人物のX不適切投稿で
X(旧ツイッター)上で千葉大病院(千葉市中央区)の看護師と疑われる人物の匿名アカウントが、医療事故や患者への不適切な処置などの内容を投稿していたことが波紋を呼んでいた問題で、内部調査を進めていた同病院は10日、調査の途中経過を発表した。調査対象となっている職員に9日、自宅待機を命じたことを明らかにした。 途中経過は大鳥精司病院長名で発表。「現時点で調査対象となっている職員については、9日に自宅待機を命じたところですが、まだ、断定できる事実はなく、今後も、内部調査を慎重に進めるとともに、必要に応じて外部調査も行ってまいります」と経過を報告し、「詳細については、わかり次第、ご報告申し上げます」としている。 さらに「当院を受診される患者さんが安心して治療が受けられるよう、職員一同、精一杯努めております。調査結果が出るまで、今しばらくお待ちいただければ幸いです」と結んだ。 病院の看護師を名乗る匿名アカウント(現在は削除)の不適切投稿は2023年秋ごろから確認され、「インシデント書くの面倒だからいつも隠ぺいしちゃう」「薬は飲ませたフリをしてこっそり捨ててる」などの内容を投稿していた。内容から同病院の看護師である可能性があると話題になり、同病院が6日から調査を開始していた。