【ピクニックを楽しむためのアイテム】杉のお弁当箱、保冷かごバッグ、木のカップ&カトラリー…
スタイリスト 宇藤えみさんが提案 家族で楽しむ季節のめぐり 春の行楽弁当
海を望む葉山の家へ越してからというもの、手作りのお弁当を持って海まで散歩に出かけることが、日常になじんでいるという宇藤さん。春になったら、公園まで足を延ばす予定。家族と楽しむピクニックに欠かせない逸品を拝見します。
自分が素敵だと思うものに、子どもたちにも触れてほしい
▶家と外。場所の垣根を越えて、愛せる道具を揃えています 自然のそばで暮らすことで、ピクニックスタイルが変化したという宇藤さん。 「ゴミを増やさないという思いが芽生えて、海にも公園にも洗える器を持っていくようになりました。短い脚のついたレンピ グラスは安定感があるので風で飛ばされる心配がないし、端正なお弁当箱に詰めれば塩むすびがご馳走に見える。どちらも家で愛用しているものだから、環境が不安定な屋外でも安心感があるんですよね。悩ましかった保冷バッグもようやく最適解が見つかりました。ワインボトルが縦に収まるなんて最高! ときめく見た目もうれしいです」。(宇藤さん) 自然を思うことから始めた食体験は、きっと子どもたちの記憶にも刻まれるはず。 「思い出も器のぬくもりも、子どもたち二人の心に残るといいなと思います」(宇藤さん) ●Profile_宇藤えみさん フード・ファッションスタイリスト。雑誌や広告などさまざまな媒体で衣食住のスタイリングを手がける。夫、7歳の息子、2歳の娘の4人家族。都心から自然あふれる葉山へ移住し、その素敵な暮らしぶりは@homeLEEでも掲載中。 Instagram:emiuto
気取らないおかずが、おいしく映える杉のお弁当箱
重箱のミニ版をイメージしたという、杉の端正な弁当箱。間伐のために切られた杉の希少な柾目(まさめ)のみを採用し、上品さと軽量化を両立。四隅に食べ物が詰まらないよう隅切り型にし、水や油じみがつきにくいようウレタン塗装をしています。九州の天然杉を使った本物でありながら家事目線の“使いやすさ”を叶えています。「持ち寄りパーティのときには料理を詰めてそのまま食卓へ並べてもいい。美しい木目が目を引きます」(宇藤さん)。お弁当箱のぬくもりに合わせて小物もセレクト。割れにくく、熱伝導が低い木のカップは屋外で子ども用にぴったり。口当たりのなめらかさに驚くカトラリーはピクニックの名脇役。Sサイズは子どもの手に収まりのいい大きさ。箸は万能な22㎝。