脚本家・演出家の矢島弘一 立ち位置は弱者の側に…〝書く〟は「僕の中のすべて」 舞台「オケピ!」に衝撃、家業を経営しながら演劇修行
その生き方が、すべて言葉として紡がれていくのだ。
(ペン・福田哲士 カメラ・相川直輝)
脚本担当 映画「六人の嘘つきな大学生」公開
■矢島弘一(やじま・こういち) 脚本家、演出家。1975年8月26日生まれ、49歳。東京都出身。実家の運送業を経営する傍ら、2006年に劇団「東京マハロ」を旗揚げ。主宰を務め、脚本も手掛ける。16年、「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で向田邦子賞を受賞した。主な脚本作品は「ふるカフェ系ハルさんの休日」(15年、NHK・Eテレ)、「コウノドリ~命についてのすべてのこと~」(17年、TBS系)の第2シリーズ、「ハルカの光」(21年、NHK・Eテレ)など。現在は「バントマン」(フジテレビ系)が放送中。