ブルージェイズとゲレロJr.が今季年俸2850万ドルで合意 大台到達ならずも大谷翔平、ソトに次ぐ歴代3位に
◆ 2年連続の年俸調停は回避 トロント・ブルージェイズとウラジーミル・ゲレロJr.内野手(25)が今季年俸2850万ドルで合意し、年俸調停を回避したと現地時間9日、米複数メディアが報じた。 ゲレロJr.は昨オフに年俸調停へ進み、希望額の年俸1990万ドルで合意。今オフは調停を回避し、年俸3000万ドルの大台には届かなかったものの、調停権を持つ選手としては2024年のフアン・ソト(当時ヤンキース、3150万ドル)、2023年の大谷翔平(当時エンゼルス、3000万ドル)に次ぐ史上3位の高年俸を手にした。今季終了後にキャリア初のFAを迎える予定で、球団との契約延長交渉が注目を集めている。 殿堂入りした名選手ウラジーミル・ゲレロを父に持つゲレロJr.は2015年にブルージェイズへ入団し、2019年にMLBデビュー。2021年には打率.311、リーグ最多の48本塁打、111打点、OPS1.002と活躍を収め、MVP投票2位にランクイン。同年にシルバースラッガー賞、翌2022年には一塁手としてゴールドグラブ賞を初受賞した。 昨季は159試合に出場して打率.323、30本塁打、103打点、OPS.940を記録し、自身2度目のシルバースラッガー賞を獲得。4年連続となるオールスターゲーム出場も果たした。これまで6シーズンで通算160本塁打、507打点、OPS.863をマークしている。
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