マカオ金融管理局が基準金利を引き下げ…5.25%に
マカオ金融管理局(AMCM)は9月19日、政策金利にあたる基準金利を50ベーシスポイント引き下げ、5.25%としたと発表。 今回の基準金利引き下げは、米国連邦準備理事会(FRB)が米国時間の同月17、18日に金融政策会合を開き、18日に政策金利の50ベーシスポイント引き下げを決定したと発表したことによる。短期金利の指標とされるフェデラルファンド金利の誘導目標は4.75~5.25%の幅に。FRBによる利下げは4年半ぶり。 香港ドルは米ドルとベッグ制(固定相場制)を採用しており、香港金融管理局が香港時間の19日朝に基準金利を50ベーシスポイント引き下げることを発表。マカオ金融管理局では、マカオパタカは香港ドルとのペッグ制を採用していることから、両地の基準金利が一致することが必須であるとして、香港に追随したと説明している。