いつでも西海岸へ誘ってくれる魔法の色眼鏡(サングラス)!
色眼鏡で見る。とは、先入観を持つと物事を正しく捉えることができないということを指す。見るべきものが見えなくなる、と。大抵悪い例として語られる。しかし、今回ばかりはそうもいかないようだ。 薄いブルーのレンズとクリアのフレームが特徴のこのサングラス。いわゆる“黒”のサングラスが持つ重厚感とは真逆で軽やかだ。パンデミックを経験し、薄く色のついた色眼鏡が一気に市民権を得た。ポイントは“目が合う”というところ。かけることで気分転換になるというサングラスが本来持つ特徴はそのままに、目が合うことで、まわりに威圧感を与えることはない。 逆に、コンパクトなサイズ感とブルーのレンズは、爽やかで清潔感もある。想像してみてほしい。あなたが〈ロンハーマン〉のお膝元、メルローズアベニューを散策する姿を。目元にはこのサングラス。デニムにTシャツ姿? ショーツスタイル? それとも、ジャケットを羽織ってる? どんなコーディネートにもこのサングラスは合うことがわかっていただけるだろう。
そして、この薄いブルーのレンズを通して、カリフォルニアの青い空を見てほしい。いつも以上にきれいに見えるはず。ね、色眼鏡で見るのも悪くないでしょ⁉ ※雑誌『Safari』6月号より