“ジェット機に泊まる”バリ島のヴィラが話題に…コックピットから果てない海を望むジャグジーがすごい!
バリ島南部・ウルワツのビーチを見下ろす絶景の地に、ジェット機を改造した贅沢な「プライベートジェット・ヴィラ」が誕生した。建設前から話題だったが、満を持して昨年12月にオープン。稀に見る豪華でユニークな宿泊施設として、インフルエンサーをはじめソーシャルメディアの注目を集めている。 【動画】ジェット機を改造した贅沢な「プライベートジェット・ヴィラ」 ヴィラはかつて、実際に空を飛んでいたボーイング737を改造したものだ。クタから南方に20kmほど離れたニャンニャン(Nyang-nyang)の地に設置され、海抜150メートルの崖の上からビーチを見下ろす。
翼に上り、自分だけのヴィラにチェックイン
ゲートをくぐった宿泊ゲストたちは、ていねいに芝生の刈り込まれた屋外のガーデンから純白の階段を昇り、翼の上へとアプローチ。左翼に設けられたポーチから胴体に入ると、そこには胴体と右翼とが一体化した絶景のダイニングエリアが広がる。 かつてフライトデッキ(コックピット)だった先端部には、ジャグジーを完備。かつてパイロットたちが座っていた位置から、周囲の大自然をパノラマで満喫する。窓は瞬時に曇るスマートガラスとし、プライバシーにも配慮した。 ヴィラ内は隅々までホワイトとウッド調で統一され、特別感がありながらもリラックスできる上品なデザインに仕上がっている。
ヴィラの紹介ツアーに出発「シートベルトをお締めください」
バリ島でヴィラ開発を手がけるバリテクチャーはYouTubeチャンネルで、本ヴィラを紹介している。ガイド役の女性は冒頭、「シートベルトをしっかりとお締めください。このプライベートジェット・ヴィラに、きっと衝撃を受けますので」とユーモアを交えながら語りかける。 動画ではリビングのほか、機体外部のスペースに設けられた専用プール、ガーデン、サンテラス、そしてファイヤーピット(暖炉)を囲む屋外のソファエリアなどを紹介。機体前方のドアを開けるとハンモック状の展望スペースが姿を現すなど、ゲストを驚かせるしくみが随所にひそむ。 施設はユニークさで高い評価を得ているようだ。米CNNは、「豪華なヴィラと化したこのプライベートジェットは、航空機を改造したものとしては現時点で最も美しい部類に入るかもしれない」と取り上げている。