柔道男子100キロ超級のリネールが右肘手術をXで報告「うまくいきました」 完治後、万全の状態で28年ロス五輪などへ再始動
昨夏のパリ五輪柔道男子100キロ超級金メダルのテディ・リネール(フランス)が3日(日本時間4日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「手術はうまくいきました。闘いに戻る前に体の状態を回復させます」とつづり、病院のベッドに寝る自身の写真を投稿した。 【写真】右肘に包帯 何重にもサポーターで右腕を固定されベットで横になるリネール 痛々しすぎる 右肘に包帯が巻かれ、前腕やから肩から上腕にかけて青色のサポーターで何重にも固定。点滴の管も見られたが、本人は穏やかな表情でカメラのレンズを見つめた。 オリンピック公式サイトはこの日、「テディー・リネールは2025年(2月)のグランドスラム・パリ大会に出場しない」との記事を掲載。「リネールは(12月の)チャンピオンズ・リーグで勝利後に右肘手術を受ける予定だと明かしていたが、実際にそれを受けた」と伝え、「右肘は7年間、手術が必要な状態だった」という本人の説明を紹介。数年前から故障を抱えたまま競技を続けていたという。 全治までは2~3カ月とされ、その後は唯一獲得したことがないタイトルである混合団体の欧州選手権制覇と、2028年ロサンゼルス五輪優勝を目指すとした。