どうなる?2025年の政治 「大連立」実現の可能性は
■官邸キャップが分析 石破政権の“生命線”とは
官邸キャップは、こう見ています。 政治部官邸キャップ 千々岩森生 「『もしかして大連立があるんじゃないか』と年末年始騒がしくなっているが、結論から言うと7月に参院選があります。参院選前に野党と連立を組む可能性は『ゼロ』と言っていい。野党側としても、選挙前に自民党と組めば、与党にすり寄るのかと支持を失う恐れがある。こんな怖いことはできないと。ただ、7月の参院選の後は何が起きても不思議ではない。国民民主が加わって『自公国』の3党連立となるかもしれないし、立憲が加わる『大連立』という形、参院選の結果次第では色んなパターンがあり得ると永田町ではささやかれています」 「石破政権の生命線になりそうな数字がある。(ANNの)世論調査で石破内閣を支持する人に『なぜ支持するのか』理由を聞いています」 ANN世論調査で石破政権を支持する人にその理由を聞いたところ、多かったのが「人柄が信頼できる」でした。総理の人柄を支持する理由にあげることは、一般的に珍しいことだといいます。 政治部官邸キャップ 千々岩森生 「これまでの総理と比べても、石破総理の『人柄が信頼できるから』は非常に高い大きな特徴。国会審議でも野党との協議『103万の壁』『教育無償化』など、とにかく真摯に、国民目線でやっていると石破総理が評価される限りは支持される。そして『石破さんいい人だと思ってたけど、変わっちゃったね』『信頼できないね』となれば、政権は行き詰まると。『人柄が信頼できる』という数字がキープできるかどうかが、石破政権の生命線になるんじゃないかと」
テレビ朝日