ジェイテクト、水素エンジン車向け「高圧水素減圧弁」開発を推進
水素エンジン向け高圧水素減圧弁
ジェイテクトは、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環として、水素エンジン車用の「高圧水素減圧弁」の開発を進めている。同社は、2035年までにオールジェイテクトでカーボンニュートラルを実現する目標を掲げ、製品開発に力を入れている。 ジェイテクトは2002年から高圧水素事業に着手し、燃料電池自動車用の「高圧水素供給バルブ」と「高圧水素減圧弁」を開発。これまでに5.4万個以上の生産実績と7.9億km以上の走行距離を記録している。これらの経験を活かし、水素エンジン車向けの製品開発にも乗り出した。 燃料電池自動車は水素と酸素の化学反応で発電し、その電気でモーターを回転させる。一方、水素エンジン車は水素を燃焼させ、そのエネルギーで駆動する。水素エンジン車はCO2を排出せず、資源の枯渇の心配もない。
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レスポンス 小崎未来@DAYS