中日ドラ1・金丸が仮契約「チームの勝利に貢献できる投手に」契約金1億、年俸1600万プラス出来高
中日からドラフト1位指名された関大・金丸夢斗投手(21)が4日、兵庫県芦屋市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1600万円プラス出来高で仮契約した(金額は推定)。 「少しずつ、プロ野球の世界に入るという実感が湧いてきました。チームの勝利に貢献できる投手になれるように」 今秋のドラフト会議で、井上監督が4球団競合の抽選で交渉権を引き当てたアマチュアNo.1左腕は、短い言葉に決意を込めた。 関大では1年秋にリーグ戦で初登板。最速154キロの直球に得意のスプリット、スライダーなど変化球に磨きをかけ、今年3月には欧州代表との強化試合で侍ジャパンのトップチームに初招集。プロの世界で、さらなる飛躍に期待がかかる。 現在は、腰の違和感のためノースロー調整を続けており、「だいぶ違和感は取れてきましたし、感覚的には良くなっている。年末くらいから投げ始められたら」と力を込めた。