「PS5 Pro」で『グランツーリスモ7』『FF7リバース』を試遊。反射表現を確かめるためアルファードで爆走し、「エンハンス」モードで冒険してきた【TGS2024】
9月26日から4日間にわたり開催された「東京ゲームショウ2024」。数あるブースの中でも「ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)」のブースは目を引きました。 【画像全8枚】
『モンスターハンターワイルズ』や『メタファー:リファンタジオ』、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』など出展タイトルの中でも指折りの話題作が一箇所に揃っているのは壮観でしたし、大変な賑わいでした。
その中で最も注目を集めていたのは、なんといっても「PlayStation 5 Pro(以下PS5Pro)」でしょう。長年発売される噂だけはあった「PS5 Pro」ですが、ようやく発表されてみるとまさかの定価10万円超え、ということでユーザーを驚かせました。
もちろん昨今のゲーム機に必要とされているスペックは上がっていたりしますし、円安の影響もあるでしょうから「高すぎる」ということはないのだろう……と筆者は思いますが。ということで、今回の記事ではそんな話題の「PS5Pro」の試遊のレポートをお送りしていきます。
まずは『グランツーリスモ7』をプレイ。4Kの大きいディスプレイの端っこまできれいに描写された画面が、60fpsでぬるぬる動いているということがまず感動的です。
大画面に顔を近づけると、遠景の木など、もともとのテクスチャの□四角さ□がむしろ見えてくる……というようなところもありましたが、大画面に接近して遊ぶのはそもそも推奨できない遊び方ですし、普通にある程度の距離をとって遊ぶべば、かなり美しく見えるでしょう。
続いて、ブース担当者のおすすめでメタリック塗装のアルファードでプレイ。車体が大きいため、レイトレーシングによる車体への環境の反射が見えやすくなる、との理由でした。
環境光の反射や追い越すときの車体への映り込みなどは、プレイ中にもしっかり確認できました。非常にリアルなもので、違和感はなかったです。特に環境光が変わる際の雰囲気の変化が美しく、隣の試遊スペースからも驚嘆の声が聞こえてきました。「実写みたいだ!」と唸るほどでないにせよ、ハイスペックPCでゲームを遊んでいるような印象は感じられました。
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