「超軽量ストーブ」に「小型テーブル」どれも欲しい「SOTO」の2025年新製品
登山の極地からキャンプ場まで、数多くのユーザーから絶大な信頼が寄せられている新富士バーナーがプロデュースするアウトドアギアブランドの「SOTO」。同ブランドのギアは安全性と利便性の高さが折り紙つきで、先のパリ2024オリンピックでは聖火リレートーチの燃焼部を手がけ、世界にその名を轟かせました。今回、SOTOの2025年新製品発表会が開催され、随所にその高い技術力を活かした新作アイテムが目白押しでした。 【写真】超軽量ストーブと小型テーブルの機能をチェックする(全8枚)
CB缶を使用する期待のストーブ「べイパートレイル(仮)ST-331」
まず初めに注目したのは山登りに最適なCB缶を使用した液出し分離型ストーブの「べイパートレイル(仮)ST-331」(税込1万2,870円)です。発売は2025年5月9日を予定しており、2024年に発売され好評を博した「CB缶ST-711/ST-712」の性能を十分発揮するように作られた山岳仕様。各所に無駄を徹底的に省いた軽量コンパクトな分離型ストーブです。 重量は約170g、収納サイズもチタンマグにすっぽり収まります。コンパクトで嵩張らず軽いため本格的な山岳用としてはもちろん、低山登山やキャンプでも活躍してくれること間違いなし。液出しなのでドロップダウンによる火力低下も抑えられている優れモノです。
重量わずか120gで携行にも便利な「トレイルテーブル(仮)ST-3501」
小さく折り畳むことができて驚くほど軽いため、山登りで重宝するミニテーブルにも注目。この新作モデルの「トレイルテーブル(仮)ST-3501」(税込5,830円)は、「トライトレイルST-350」のバーナーにジャストフィットする専用設計のミニテーブルであり重量は120gと軽量。収納ポーチに入れて持ち運びも快適です。ストーブを包み込むように収納でき保護カバーとして機能するなど、なるほど賢いつくりはSOTOならではと言えます。
機能的でスタイリッシュなマイクロトーチ専用ホルスター
続いては、2024年に登場したモダンでスタイリッシュなデザインのマイクロトーチエッジ用に専用のホルスターが登場。この「マイクロトーチ専用ホルスター」(税込1,540円)はコンパクトなマイクロトーチエッジを包み込み、バックやベルト、衣服に固定できる多機能ホルダーとして便利に使えます。なお、従来品のマイクロトーチアクティブにも使用できます。 マイクロトーチを使用したいときに素早く取り出して使うことができ、素材は優れた耐久性を誇るコーデュラナイロンを採用。点火ボタンを覆うデザインとすることで、移動中や収納しているときに誤ってボタンが押されてしまうことも防いでくれます。なお発売は2025年6月6日を予定しています。
登山ファン憧れのチタンマグは超軽量
板厚わずか0.3mmで容量450mlでありながら重量約53gのチタン製軽量マグの「チタンマグ450」(税込4,400円)と容量600ml・重量約64gの「チタンマグ600」(税込4,950円)はいずれも2025年2月21日の発売予定です。 ハンドル部にもチタンが採用され、折りたたみ式で軽く、山登りでは頼もしいスペックであり軽さと薄さが魅力。大きなハンドルは手袋をしたままでも持ちやすいのもいいですね。今回取り上げた各ギアはいずれも新富士バーナーの最新テクノロジーを集結。いずれのアイテムも発売まで待ち遠しいギアばかりです。
多田壮一