話題沸騰だった200億円の開会式で起きていた“衝撃トラブル” 観客が嘆いた事故「天候のせいで台無しだ」【パリ五輪】
壮大なセレモニーは世界各国で話題となった。現地時間7月26日に実施されたパリ五輪の開会式である。 【画像】セーヌ川で行われたパリ五輪・開会式の模様をお届け!ジダンとナダルの共演やレディ・ガガの起用、セリーヌ・ディオンに、生首の歌唱も 夏季五輪としては史上初めてとなる競技場外で開かれた式典は、まさに豪華絢爛だった。元サッカーフランス代表のジネディーヌ・ジダンや、世界的なアーティストであるレディ・ガガやセリーヌ・ディオンなど著名ゲストが次々と登場。彼らを使った多彩な演出に世界中の熱視線が注がれた。 ただ、セレモニー当日はあいにくの雨だった。ゆえに現場では想定外のハプニングも起きていた。英大衆紙『The Sun』によれば、選手団の入場など華やかな船上パレードの様子を移したトロカデロ庭園の仮設施設の大型ビジョンがなんと大雨による故障でシャットダウン。会場に詰め掛けたVIPを中心としたファンがセレモニーを見られない緊急事態が発生していたという。 当時の現場の様子を伝えた同紙は「素晴らしいはずだった。しかし、イベントは天候のせいで台無しになり、高額なチケットを購入したファンはただただ打ちひしがれた」とリポート。さらにこの日の雨がパリでは過去30年間で最も激しいものであったことを報じ、「見物する観客は、誰もが暗い表情を浮かべていた」と記している。 日本でも早朝からありとあらゆる話題を提供した今回の式典は、総額1億ポンド(約200億円)もの大金を費やした一大プロジェクトだった。それだけに悪天候が原因となった停電に対する備えを怠った技術ミスは、あまりに痛恨だったと言わざるを得ない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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