「人生最悪の試合の1つ」C・ロナウドが意図的な肘打ちで1発退場処分に…。「主審を殴ろうとする場面も…。」
サウジ・スーパーカップ準決勝、アル・ヒラル対アル・ナスルの試合が行われた。この試合はアル・ヒラルが2-1で勝利している。アル・ナスルに所属するクリスティアーノ・ロナウドは、この試合で意図的な肘打ちを行ったとして1発退場処分になった。英メディア「daily sprts」が現地時間9日に報じている。 アル・ナスルはロナウドやサディオ・マネ、アレックス・ニコラオ・テレス、アイメリク・ラポルテなど多数のスター選手たちがスタメン出場した。一方で、アル・ヒラルもカリドゥ・クリバリやルベン・ネヴェス、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチなどが先発出場を果たしている。 試合はアル・ヒラルが前半からボールを支配しており、ロナウドが所属するアル・ナスルはなかなか反撃の糸口を掴めずにいた。そして、61分、75分には連続してアル・ヒラルがゴールを奪っている。 事件が起きたのは試合終了間際の86分のことだった。ロナウドがスローイングのためにボールを持つと、アル・ヒラルのDFアリ・アル・ブライヒが意図的にプレーを遅らせようとしたのかロナウドに詰め寄った。 そして、両選手の間で小競り合いが生じると、ロナウドが右手を振り上げるとあたかも意図的に肘打ちをしたかのように見えた。主審はロナウドのこの振る舞いを意図的なものだと考えて、レッドカードを提示。ロナウドは退場処分となっている。 さらに、レッドカードを提示されたロナウドは主審に対しても腕を振り上げるような動作を見せており、同メディアは「主審を殴ろうとする場面もあった」と報じていた。結局、アル・ナスルは後半アディショナルタイムにマネが得点を挙げるも、2-1でアル・ヒラルに敗れている。 同メディアは、「ロナウドのキャリアにとって人生最悪の試合の1つ」であり、今後アルヒラル戦を振り返りたくはないだろうと伝えていた。
フットボールチャンネル編集部