【#今旬コレクション】八村倫太郎、主演映画「他人は地獄だ」の魅力は“恐怖を超えた面白さ”「何回も見たくなるような作品です」
◆本作への主演が決まった時、WATWINGのメンバーには伝えましたか? はい。伝えたら「本当におめでとう」と喜んでくれました。ホラー好きのメンバーもいるので、ぜひ感想を聞きたいですね。僕だけでなく、他のメンバーが何か新しいことに挑戦するときにはお互いにエールを送り合うんです。すごくありがたい存在ですね。 ◆多忙な日々が続いていると思いますが、休日はどんなふうに過ごすことが多いですか? 役者仲間と過ごすことが多いです。高橋文哉、綱啓永、樋口幸平とかはよく会います。あとはアーティストのNOAも。『君の花になる』での出会いは大きかったです。 ◆一度築いた縁は長く続きそうですね。 はい。そこで終わるのは嫌だっていうのはありますね。なので、今回の共演者の方に対してもそうですが、意識的に自分から連絡するようにしています。 ◆皆さんとどのように過ごされることが多いですか? サウナに行ったり、最近は買い物に行ったり…この間はテーマパークに行って、久々に休日らしい休日を過ごしました。そもそも僕は出不精なので、一人だとあんまり出掛けたくなくなっちゃうんですよ。 ◆一人行動はあんまり好きではない方? いや、好きなんです。好きだけど、人と会う方が一人の時間ももっと有意義に使えるかなと思うんです。人と会わないとどんどん家にいて、自堕落な生活を続けちゃうので。最近は無理やりにでも誰かと会うようにしています。 ◆あらためてご自身は普段友達や周囲の人からどんな人だと言われることが多いですか? よくしゃべるし、よくふざける、愉快なやつと言われます。 ◆幼少期からずっとそんな感じでしたか? そうですね。多分みんなの輪の中にいたがりっていうのもあるんですけど…中心にいることが多かったです(笑)。 ◆ちゃんと周りの空気を読みながら、真ん中に立つタイプですよね? 本当に周りに助けられながら、日々を過ごしていると思います。もし、一人で空回っていたら、誰かがちゃんと指摘してくれますし。きっとどうでもいいやつだったら、大人になっていくほど何も言われなくなってくると思うんです。でも、関わっている人にとって、僕は“どうでもいいやつ”になるのは嫌なので。ウザいかもしれないですけど、これからもグイグイいきたいと思います(笑)。 ◆今後出演したい作品のジャンルや演じたい役柄はありますか? 報われないラブストーリーをやってみたいです。今まで自分と結構近い役柄をやらせてもらうことが多かったような気がするんですが、いつもスタートの時は全然自分と違うなと思っているんです。今作でもそうですが、結局はどこかしら近しいものがあるんだと思います。誰にでも明るい部分もあれば暗い部分もあるように。だから自分と似ている・似ていないにかかわらず、なんでもやりたいですね。 ◆また本作に挑戦したことによって、視野や役の幅が広がっていろんな作品に挑戦できる自信も芽生えたのではないでしょうか。 そうですね。最終的に作品の中の僕はユウになってるんですけど、そこに対して説得力があれば、もっともっとこれからもいろんな幅のある役に挑戦できるのかなと思うので、全てを考えても本当にこの作品をやれてよかったなと思います。 ◆最後に本作の見どころを教えてください。 ものすごく怖い作品ではあるので、ホラーが苦手な方は見るのに勇気がいると思うんです。でも、その恐怖を越えて来るほどにストーリーが本当に面白くて。最後に「わぁ~そういうことになっていたんだ」と度肝を抜かれると思いますし、「他人は地獄だ」っていうタイトルの意味が理解できると思います。僕も視聴者の皆さんがワクワクできるように一つ一つこだわってお芝居させてもらったので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらなと思います。一度見たらきっと何回も見たくなるような作品だと思います。 <プロフィール> ●はちむら・りんたろう…1999年7月28日生まれ。神奈川県出身。A型。WATWINGのメンバー。主な出演作はドラマ『君の花になる』『佐原先生と土岐くん』など。現在『王様のブランチ』(TBS系)にレギュラー出演中。 Photo/干川 修 text/星野彩乃 styling/三島和也(tatanoa) hair&make/MISU(SANJU)
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