愛媛県の教員志願倍率が過去最低「2.1倍」に…なり手不足に新たな一手!高校で行う県内初の取り組みとは
「しんどい事ばっかりじゃない」2年目の教員が高校生たちに伝えたいことは
この日は、教師2年目の先生2人との座談会。高校生たちから、次々と質問が投げかけられます。 教師2年目 田中理紗子先生: 「(1年目は)何が自分が分かってないのか、何ができているのかも分からなかったのでそれが一番つらかったです」 高校生: 「学生時代にしとったらよかったなと思う事はありますか?」 田中先生: 「遊ぶこと!私は大学生の時に47都道府県のうち、30くらいいったんですよ旅行に。その体験を、例えば社会の授業のときにその都道府県のことを話したりできるので」
5年松組を受け持つ、田中先生。 田中先生: 「Bはたたみ10枚子ども5人。どっちが混んでいるといえますか?」 田中先生: 「できとるじゃん!」 児童: 「いえーい」 教育実習先で授業をする楽しさを知り、教師になることを決意しました。 男子児童: 「ちょっと厳しいところもあるけど、よく授業内容を詳しく分かりやすく説明してくれるいい先生だと思います」 女子児童: 「一番話しやすい」 女子児童: 「ちょっと宿題は多いけど、優しくていい先生です」 1週間に受け持つ授業はおよそ20時間。土日は趣味の岩盤浴でリラックスしながら、翌週の授業の準備をしているそうです。
今、教師を志す高校生たちに伝えたいことは…? 北吉井小学校 田中理紗子教諭: 「(講座は)すごくいい経験になると思うし、それが判断材料になると思うので、積極的にやってもらいたいなと思います。しんどい事ばっかりじゃない。普段から子どもの成長をずっと見られるから、楽しいところもやりがいもしんどい所以上にあるので、それを感じてほしいなと思います」
11月10日、高校生たちの姿は体育館に。 保護者向けの音楽会を翌日に控えた6年生から高校生へ、演奏のプレゼントです。 高校生: 「明日は本番で人もたくさん来るので緊張すると思うけど、小学校最後の音楽会なので楽しんで下さい」 高校生: 「合唱から合奏にうつる時の足音とか楽器を準備する音をもうちょっと静かにできたらいいんじゃないかと思いました」